日曜日の深夜、ラーメンを食べたいと思っても、その候補は他の日と比較するとぐっと減ってしまいます。これだけ食べ歩いている私のアタマの中には、ある程度のラインナップが入っているとはいえ、まだまだ新規開拓は必要です。そんな心づもりで検索を繰り返していたところ、あるんですね。まだまだ知らないお店はあるんです。

今回ご紹介するのは、広島市南区東雲本町の「長浜いちばん」。深夜3時までの営業を東雲エリアで展開されているというポイントを、きちんと押さえきれていなかったリサーチ力の低さを憂いながら、それはさておき検索で見つけてすぐに行動に移したのでこちらをご紹介します。

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長浜いちばん 〜 福岡の長浜ラーメン姉妹店が広島に。こってり甘いなみなみスープがインパクト大!(広島市南区)

お店は、道路工事が展開中の南区東雲本町エリアにあります。

店舗正面は車道を拡幅する工事が進められている一方通行の道路で、車で来るにはカーナビや地図アプリを使って進行方向には気をつけてくださいね。

店頭に構える真っ赤な看板が、いかにもラーメン屋をアピールする色合いを放っています。

ランチ営業と夜営業の2本立てで、夜営業の深夜3時までというのはこの東雲エリアという住宅街にしてインパクトはありますよね。

店内はカウンターとテーブル席で構成されていて、ちょっとせまめの通路がどことなく屋台感をほうふつとさせます。

基本メニューはこちら。ラーメンは700円からの設定になっています。

メインの長浜ラーメン以外にも広島つけ麺もありますね。

そしてドリンクメニューもこのラインナップ。ソフトドリンクは店頭の自動販売機で、というところがいいですね。実際に80円からのドリンクがしっかり並んでいました。

こちらのお店、福岡県で展開されている「長浜ナンバーワン」というお店の姉妹店だそうです。勉強不足で「長浜ナンバーワン」を存じ上げないのですが、次回博多に行くときにはチェックしておくお店として候補に挙げておきます。

さて、今回のオーダーは「ラーメン定食」にしました。ラーメンは気になるところですし、ギョーザも楽しみたいとなったら選択肢はこれだけですよね。

麺の硬さとスープの濃さはこちらを参照して、バリかた、こってりでオーダーです。

先客として4名と2名の団体、そこに私がやってきて、その後にもおひとりさまが続けて2組いらっしゃるという活況ぶり。ちょうど深夜0時をまわったころでした。

約3分たったところで、カウンターの目の前には丼を受けるアルミの皿が用意され、いよいよラーメンの登場です。

長浜いちばん「ラーメン定食(ラーメン・バリかた、こってり)、ギョーザ、ライス」

こちらがラーメンです。

写真からでも伝わってくるこってり感と、チャーシュー、半裁たまご、そしてねぎのみのシンプルなトッピング。

このチャーシューの食べごたえは味わいと厚みとなかなかのインパクトです。先の団体のお客様がもやしチャーシューをオーダーされていたのを見かけましたが、これもいい食べごたえ感が見て取れました。

そして特筆はこのスープ。こってりをオーダーしたことでの油の多さを少しためらいはしたものの、その下にひろがるスープの旨みと甘みはていねいに炊きだされたスープという印象を強く感じます。とんこつだけでは表現できないスープの甘みは、長浜ラーメンというとんこつ感を期待しながらそのスープを口に運んだときに、いい意味で裏切られる独特の味わいです。

麺も博多とんこつラーメンほどの細麺ではないけれども、この番手での切り出しだからこそこのスープとの相性のよさは感じられます。それにしてもスープがなみなみと注がれているので、ついつい替玉をお願いしたくなるほどですが、今夜の私にはこれとギョーザ、ライスがあります。

ちょっと厚めの皮で包まれたギョーザがこちら。肉感のあるジューシーなあんが詰まっています。

そして、お茶碗にしっかりと盛られたごはんとで、満足のラーメン定食をいただくことができました。

ああ、そうそう。辛子高菜と紅しょうがでのアレンジもお忘れなく。

さいごに:博多とんこつとはちょっと違うアプローチのスープ

広島にも博多とんこつを謳うラーメン店は多くあり、そして長浜ラーメンのお店というのもいくつかあります。その中で、純然にとんこつのみだけではなさそうなスープ感でラーメンの味わいを楽しませてくれるこちらのラーメンはちょっと癖になりそうです。スープ感を楽しむためにも、次回はスープの濃さをあっさり程度で食べてみたいところです。

なにより、深夜ラーメンのいいお店を見つけることができました。

ごちそうさまでした!

スギのひとことポイント

スギ
スープの量の多さと旨み、甘みにびっくり!

店舗情報