読書習慣

多読、速読をバカにするあなたへ。本の読み方の呪縛にかかっているのは、むしろあなたですよ。

投稿日:2017年5月27日 更新日:

読書家ブロガーのスギ(@sugi_pallat)です。

日ごろ、1日1冊の読書を心がけている私でして、その1冊にかける時間は20〜30分程度のものです。

ええ、はっきり言ってしまうと、一言一句漏らさずに読むような読み方ではないですよ。

そんな読書スタイルを特徴としていらっしゃる方のことを「そんなのは読書じゃない!」という方をお見かけしたので、ちょっとお応えしておくことにします。

読書の定義は人それぞれ

私は1冊の本を20〜30分で読む、それも毎日の習慣としています。

集中力を高めてから一気に読み切るのですが、もちろん一言一句を読み飛ばさずにいられるわけはありません。

ではそれって読書なの?って訊かれるとしますよね、私は「はい、読書ですよ」と答えます。

読書の定義は、シンプルに「本を読むこと」です。

一言一句をもらさずにていねいに味わいながら読むことを読書という方もあれば、気になるところや詳しく知りたいところだけを入念に読むだけの本との付き合い方を読書という方もあります。

つまり、その人にとっての読書の型にハマっていれば、読書の定義は人それぞれでいいんです。

どんな本も速読できるわけではない

古典やふだん使わないような外国の言語、そして専門的な学術書はまずもって速読できません。

読んでいる本に対する知識や予習が整っていると、それらがない状態と比較するとすばやく読むことはできますが、そうでなければゆっくり読むことになります。

なぜなら、ふだん使わない言葉や専門用語を前にすると、人間のイメージは働かないから。脳内に情景描写ができるような内容だと、読書スピードは高まるんですよね。

小説もそうでしょう、ゆっくりを読んで叙述されている風景や人間関係、会話のひとことひとことをていねいに読み取って、脳内に情景を思い浮かべる読み方もまた速読は厳しいかもしれません。

では、どんな本が速読しやすいのか。

その答えは2つです。

ひとつは「同じ本を繰り返し読むこと」、もうひとつは「同じジャンルの本を読むこと」にあります。

ここで多読の考えが出てきます。

多読は知識の幅を広げる行為

そう考えると、速読に向いている本はビジネス本や実用書ということになるでしょうか。

小説などの文芸作品であれば、同じ作者のものであれば似たような情景描写に出会えることもあるから、読書スピードも高まっていきます。

1冊の本を読むのにかける時間が短くなると、他の本を読む時間が生まれます。このときに、まったく違うジャンルの本を選ぶこともできますが、これまでに読んだ本から同ジャンルで異なる筆者のものを選書するのもいいでしょう。

なぜなら、同じようなことを書いていながらも著者が違うと言葉の選び方が変わってくるから。

言葉の選び方が変わるということは、一つのことに対する表現力が高まって、そのことに対する解釈の幅が広がることにつながるんですね。

速読とは効率的な本の読み方、そして多読とは知識の幅を広げる本の読み方ということです。

さいごに:読み方の柔軟さは知識量に比例する

本の読み方、読書スタイルの解釈に凝り固まってしまうと、本を読むことがおっくうになります。

小説を読むとき、雑誌を読むとき、専門書を読むとき、そのときそれぞれの読み方があってもいいですよね。

そういうふうに自由に本と付き合うことで、多くの本と触れ合って、たくさんの知識を得てみてください。

同じリズムで、同じ解釈でなければ読書なんて言えない、っていう読書のありかたに束縛された読み方は、かえって本との楽しみを失っているかもしれませんよ。

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