人間分析

「なぜ?」の問いかけが相手をつぶしている。置き換えのしつもんでお互いの成長につなげよう。

投稿日:

物事を考えるとき、つねに「なぜ?」を考えてみようという話をする方があります。

実際に「なぜ?」を考えるのは、目の前に起こっている問題を解決させるための手段を手にする第一歩でもあるし、相手や周囲の環境についての理解を深めるためにも必要な行為なんですよね。

そこでよく、この「なぜ?」のポイントとして「質問」をつくってそれを軸に考えることがあります。

「なぜ?」を考えるときに「質問」を意識すると、より活性したものの考え方ができるようになります。

ただ、その質問のつくりかたも相手のメンタルを考えたものでなければ、逆効果になることだってあります。

今回はそのお話です。

「なぜ?」思考の注意点

そのまえに、「なぜ?」思考には気をつけなければならない点があることをお伝えしましょう。

叱責したり、失敗の原因を探るときに「なぜ?」からはじまる思考にハマってしまうと、過去の事実に対する最適解や解釈をつくるための思考に陥ってしまいます

これって単に反省をするにとどまったり、仮にそこから話を展開するにしても「叱られたあとに改善策を出せって言われても・・・」とネガティブになりがちです。

「なぜ?」という、いわゆる「Why?」を突きつけるまえに、もっと前向きになれる言い方があります。

「なに」「どのように」に置き換える

たとえば、子どもが玄関にある花瓶を割ったとしましょう。

「なんで花瓶を割っちゃったの?!」といえば、子どもにしてみれば叱られているという記憶しか残りません。結果として割れた花瓶を前に、怒られている記憶はただただ恐怖です。

そしてこれは、なにも子どもに限った話ではないんですよね。

おとなの世界でも「なぜ?」と行動を叱責して、つぎにつなげる話をできない人はいるのです。

では、それを改善するにはどうしたらいいのか。

それは「なぜ?」を「なにを」や「どのように」、つまり「What」や「How」に置き換えて話すことで改善するのです。

お互いにジブンゴトに

「なぜ?」は問題解決を相手の自助努力にゆだねようとしています。

そして、「なぜ?」と問いかける側は知らず知らずのうちに自らの立場を上に置いていることもあります。極端な話、その問題解決を「オマエがなんとかしろよ」と言っているようなものです。

これだと、言われた側のメンタルがめちゃくちゃ強くて、反骨精神のかたまりのような人でなければ立ち向かえないものですからね。

結果、問題は解決しないし、人間関係までも悪くなってしまいます。

だからこそ「What」や「How」への置き換えをはかって、投げかける側も一緒になって問題解決に取り組もうという姿勢が大切になるんですね。

「質問」のつくりかたを相手にも、みずからにも正しく据えることで、問題解決は図れるし人間関係も良好になることを、ぜひ理解してくださいね。

問題解決のために、無用に苦しむ人が減りますように。







-人間分析

Copyright© スギぱら , 2017 All Rights Reserved.