書評

[読書書評]『あたらしいあたりまえ。』松浦弥太郎

投稿日:2017年2月13日 更新日:

あたりまえの本質とは?

1.本の紹介

松浦弥太郎さんが『暮しの手帖』編集長時代に出されたエッセイ本です。

なにげない暮らしに、意識を与えてあたりまえの基準をつくろうという1冊。

ぼんやりがちょっとだけもったいなくなるかもしれません。

2.本の要約、3つのポイント

1)あたりまえの定義

自分の仕事と暮らしにおける心持ちや方法に、関心を持って探っていくこと、あたりまえをもう一度はかり直していくことをそれとします。

そのあたりまえをちょっとずつあたらしくしていって、暮らしや生活の中に取り込んでいきます。

そのヒントになること、実際に著者がみつけたあたらしいあたりまえをまとめたのが、この1冊です。

2)あたりまえをどこに見つけるか

毎日の暮らしは明日を楽しみにすること、今日をきげんよく過ごすこと、昨日にこだわらないこと、そして毎日をちょうどよく過ごすことにあります。

あたらしいことを見つけながら、小さな工夫を繰り返していき、そこにうまれる昨日までのいらなくなった思い込みを捨てていきます。

そうすると、毎日がちょうどよく過ごせるためのルールやペースがわかるようになって、あたらしいあたりまえが増えていきます。

3)あたりまえの本質とは

目に見えるものは変わっても、世の中や社会の本質は何も変わりません。

だからこそ自分なりの自分らしさ、あたらしさをもってそれを成長につなげていかなくては「あたりまえ」の暮らしは手にできません。

「かわらない」ということは自分らしくあり続けるということで、そのためには成長を変化をし続けていくことに答えがあります。

かわらないためにあたらしくあるということがあたりまえになるように。

あたりまえとはルールではなく、その本質は夢と希望です。あたらしい夢です。

 

3.本から学ぶ、3つのキーワード

1)「もので心を満たさない」

ものを手にすると、心が浮き立ちます。

しかし、心が浮き立つことと心が満たされることとは違う話です。

たいせつなのは、ものを手にせず心を満たすという話ではなく、ものに代わる何をもって心を満たすかということです。

2)「まずは自分で考える」

インターネットを触っていると、調べればなんでも答えが出てきます。

これはこれで便利だけれども、自分で考えるという習慣を失います。

苦労して見つけた答えだけが身につけると考えれば、まずは自分で考えることのたいせつさを知りましょう。

3)「かけがえのない50人」

人はだいたい友だち+知り合いが50人いるそうです。

この50人はかけがえのない人であり、自然と付き合いに循環が生まれる人であり、いずれにしても大切なことは、自分にとって何かを教えてくれる人であるということ。

この人たちとの付き合いをおろそかにしてはいけません。

 

4.本から実践、ひとつの行動

『自分の心を満たすものは何かを探す』

これがわかれば、生きる目的がわかる気がします。

 

5.ご紹介した本の情報

6.スギコラム(読後感想)

松浦弥太郎さんのインスタグラムを見ていると、おいしそうな料理、なにげない日常、ちょっとした小物・・・そういった写真をたくさん見ることができます。

ちょっとおしゃれで、どことなくゆったりとした時の流れる写真たちの背景には、その人なりの、ここでは弥太郎さんのあたりまえがたくさんあるんですよね。

そう考えて、他の人のインスタグラムをながめると、そこにはその人のあたりまえがある・・・。

あたりまえの定義をたくさんもつことって、もしかすると生きていることを心から楽しむためのたいせつな思考なんでしょうね。

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