働き方

はがきが62円になっても続けたい、感謝を手書きで伝えるお礼状のありかた。

投稿日:2016年12月22日 更新日:

Yahoo!のトップページに、郵便料金の値上げが発表されたというニュースを見かけました。急いで日本郵便のサイトにアクセスして、プレスリリースも確認しました。

郵便料金等の改定 - 日本郵便
郵便サイトのお知らせを一覧でご覧いただけます。過去のお知らせも掲載しています。

 
通常はがきが赤字になっているとは聞いていたのですが、流通業界全体が抱えている諸問題がここにも露呈していることをあらためて認識しました。人員不足、利便性を追求した時間帯別配達の功罪による持ち戻り・再配達の処理、大型品の物流向上・・・。この値上げは通常はがきとは関係ないじゃないかという声も聞こえてきそうですが、それでも日本郵便のサービスが低下しないのであれば、62円に値上がりしたところで、はがきに込める思いは変わらないのです。
きょうは、そんなお話を書いてみます。

はがきが62円になっても続けたい、感謝を手書きで伝えるお礼状のありかた。

どうしてやめちゃったんだろう

以前はビジネスであれプライベートであれ、お名刺を交換させていただいたら翌日にはお礼状を投函していました。
出会った方が、名刺交換という形ではあれども私のためにわざわざご住所やお名前を教えてくださって、私のためにどんなことをなさっているのか、どんな希望や野望をお持ちなのかをわざわざお話してくださるんです。
そのお礼をその場限りの言葉の掛け合いだけで済ませるのは、とても申し訳ないと感じるようになったからこそ、手書きのお礼状を差し出すようにしていたんです。
しかし、しばらくの期間、はじめましての方との出会いが続かないタイミングがありました。このとき、お礼状の投函という習慣が途切れたんですね。そうなると、あたらしい方との出会いがあっても、お礼状を書くという行動がなかなか腰が重くなるのです。

なにも「はじめましての人」だけでなくてもいい

ここ最近、はじめましての方との出会いが立て続けにある機会に恵まれ、改めてお礼状を出すという習慣が戻ってきました。そこでお名刺交換をした方から、おはがきを頂いたんですね。わずかながらの時間、お酒をたのしみながら話をしただけの間柄でもお礼状をくださる。私がかつておこなっていたことなのに、それを絶っていた期間を振り返ると、とても恥ずかしい気持ちになるのです。
だって、手書きのはがきって、その方を思って、その方への感謝の気持ちを言葉にあらわす最大級の贈り物じゃないですか。そのお礼のしかたを知っているのに、できていなかったのですから。
そう考えると、なにも「はじめましての方」だけではなくて、その都度でお世話になった方にはがきを書いてもいいじゃない、と思えるようになったのです。

「風景印」が後押ししてくれる

そして、失っていた習慣を取り戻すために手にしたキーワード、それは「風景印」。
手書きのお礼状に込める感謝の気持ちに、さらに「風景印」という特別な消印で届けられるはがきに喜んでいただきたい、そう思うようになったのです。
ちなみに「風景印」とは・・・

風景印(風景入通信日付印)は、郵便局に配備され、局名・支店名と年月日欄と共に、当該局近辺の名所旧跡等にちなむ図柄が描かれている。規定により消印の大きさが直径36mm以内でなければならないが、形については円形の普通印と円形以外の変形印がある。
押印に際しては、鳶色と呼ばれる赤茶色のスタンプインクが使われる。
使用開始の広報は、郵政省時代は官報で行われていたが、現在は日本郵便のウェブサイト等で広報が行われている。一旦、使用が開始されると廃止の広報が行われるまで半永久的に使用されるため、使用開始日の風景印を収集している者が多い。また廃止であるが、図柄の変更によるもののほか、郵便局の廃止もしくは改称で行われる場合のほか、郵便局自体は存続していても簡易郵便局への変更や風景印に描かれていた施設などが廃止されるなどの諸般の事情で廃止される場合もある。

出典:Wikipedia(風景印)

 
私に「風景印」という存在を教えてくださったのは、いつもお世話になっている税理士の木村聡子さん。


  そして、「風景印」の奥深さを説いてくださったのが、松浦龍雲さん。

どこにでもあるポストに投函するだけでは押してもらうことのない、その郵便局にだけ存在するオリジナルデザインの消印に、はがきをたしなむおもしろみや楽しみも伝えることができれば、というのもはがきを差し出すことの目的になったのです。

さいごに:感謝を言葉で伝える

メールやFacebookのメッセンジャー、LINEといったものでのコミュニケーションで意思疎通を図ることができるのは承知の上で、それは私も常日頃から利用しています。しかし、手書きでお礼を伝えることの意味はもっと親密に、より深い関係を築くための大切なビジネスツールだと考えています。
今年お世話になった方に、あらためて感謝を言葉で伝えるためにも少しずつおはがきをだしていきます。そして、はがきが62年になる来年6月1日からも続けていく習慣のひとつにしていきます。
心に残るものを書くのは難しいものです。でも、書かなけれは伝わらないものもあるし、出さなければそもそも伝わりません。
言葉はいつも思いに足りない。だから、繰り返して伝えていくのです。







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