もみぢ

今回はいきなり写真からです。

うどん・そば「もみぢ」というこちらのお店、なぜかたまに行きたくなるんですよね。

もみぢ

ちょうちんには「立喰い」とはあるけれども、店内にはきちんと席もある。

もみぢ

この価格に、

もみぢ

これだけのメニュー数。

いつも決まって380円ラインのうどん、それもだいたい肉うどんと、1皿2個入りのいなり寿司をオーダーして500円支払うのが私の流儀。

そんなお店、知ってます?

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もみぢ 〜 昭和の郷愁を感じさせるめん類と丼のお店。もしかしたら広島駅グルメのひとつ?(広島市南区)

広島駅から南に歩き、京橋町から稲荷町に差し掛かったところにこのお店はあります。

年に1回程度しか来ないんだけれども、たまに「行きたいな」と思うのはそのお店の佇まいにあることはいうまでもないでしょう。

こういう言い方をすると身もふたもないかもしれないけれど、ずば抜けて味がいいというものでもないんです。

うちでつくって食べるものと遜色ないといえばそうかもしれない。

でも、この雰囲気で食べるそのシチュエーションにしびれて憧れるんです。

私が富士電機の自動販売機が好きだというのも、そういうところから来ているのかもしれない。

子どもの頃、どんなに見積もっても約30年以上前、私の実家である庄原市に「うどんの自動販売機」がありました。お金を入れて数十秒待つと、調理済みのあたたかいうどんが出てくるというそれ。美味しいかそうでないかはさほど問題ではなく、「自動販売機から」「できたての」「うどんが出てくる」というアトラクションぶりに高揚し、母親にねだってはよく買ってもらっていました。庄原実業高校の正面にあったと記憶しています。うん、きっと間違っていない。成人してからも子どもの頃の印象は残ったままで、この自販機を見つけてはちょ...

 

広島市南区出島。宇品港にほど近い工業団地に、ときおり激しい衝動に駆られるうどん・そばのスポットがあります。うどん・そばだけではなく、むすびや弁当もあります。新聞や雑誌もそろっています。それだけ聞くと、ごくごくふつうのうどん屋さんでしょ?と思いますよね。違うんです。そこは工業団地の真ん中で長くから続いている『売店』、その名を「五洋売店」といいます。なぜそんなに魅せられるのか、きょうはその点に触れていきます。五洋売店 〜 昭和のレトロ自販機が調理するうどん、そばのスポット。トラック運転手にも人気の...

 

そんな「もみぢ」さんで、私がいつもオーダーするのがこちら。

もみぢ

ちょっと甘辛く炊かれた牛肉の載った肉うどんと、広島の地方としては珍しく甘さ控えめで酸味の強いお酢が印象のいなり寿司。

これで500円。

もみぢ

夜7時過ぎ、お店には店主と私。

テレビでは日本シリーズが放映されていて、店主と私とで野球談義をするようなアットホームな感じ。

お店の佇まいと、店主とのやり取りから、昭和の郷愁ということば以外にふさわしい表現が見つからない気がする。

良くも悪くも、味で評価するのならばそこはみなさんのお気持ちで。

私はおなかも心も満たされるために、ここに通っています。

店舗情報